・Sセメスターは月曜日にALESSがあったんですが、加藤先生の楽しい授業で精神が回復しなんとか乗り切れました。(まだ終わってないですが、、、)いつか先生と物理の議論がしたいです。
ぜひ理物においでませ。ALESSも頑張ってくださいね。
・マンガ:やがて君になる トニカクカワイイ
らじゃ。チェックします!
・前回のアンケートでオススメの映画を書きましたがそれに対する返信ではタイトルの綴りが間違っていました。正しくは "THE WOLF THE WALLSTREET”と”ALL IS WELL”です。あとオススメ映画として"whiplash"も追加します。
どもども。セッションのほうも興味あります。みてみますね。
・『パプリカ』という今敏監督の映画、オススメです。
みましたよ!面白かったです。
・小説について。夏への扉は小学生の頃に一度読書感想文なんかで読んだ記憶があります。が、どうやら当時の自分はイマイチ理解できていなかったようで、先生の話を聞き、今一度読んでみようかという気になりました。
そうですね。大人になるとわかることもあります。あの小説は最初の部分と、最後の部分が、同じ文章で構成されているのが、とてもイケてると思ってます。この意味がわかるのは、大人になってからかもしれない。
・オススメのSFについて。私は小説はあまり読まないのですが、ゲーム、アニメ、マンガについては広く知識を持っているつもりです。その中で特に、先生が 好きそうな作品は"serial experiments lain"ではないかと思いました。20世紀の作品でありながら、タッチパッド付き多機能ケータイ、ネットでのアバター利用、果てにはVRすらも登場する 先見性を持ち、また、自己の存在とは何かという哲学的な問いを投げかける作品です。媒体はゲームとアニメがありますが、アマプラで無料(6/30現在)な ので後者をおすすめします。進みが遅く(見えて)、なおかつ難解ではありますが、カルト的な人気があり、文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した作品で す。
おすすめありがとうございます。serial experiments lainは知らなかった。見てみます!アマプラにはいるタイミングなのかも。。。
・SF→『銀河ヒッチハイク・ガイド』が面白かったです。
有名な小説ですね。一度読んでみたいのですが、まだ読めてないです。チェックします!
・東野圭吾の『手紙』オススメです。
東野圭吾は好きな作家ですよ。直木賞とったときは嬉しかったです。「手紙」は読んでないけど、一度まとめてよみたいです。
・ドラえもんの道具を科学的な解釈でぶった切っていたのが面白かったです。
SF(?)というのはそういうところへのツッコミも込みで楽しむものだと思います、笑。
・先生がわかりやすく説明しようと意識されていることが伝わって、毎回の授業についていけます。授業の難しさ、速さ、レポートの難易度の全てが自分にちょうど合っていると思います。試験も頑張ります。
ちょうどよい感じでよかったです。本職は研究で、論文書くことが重要なのですが、授業はより直接的な社会貢献なのかな、と思うときもあります。頑張っていい授業を作りますね。
・毎回とてもわかりやすくて助かっています。板書もとても見やすく、ノートを復習するのにとても復習しやすいです。面白かった小話は、私的には「馬の耳に念仏」と「Kick me!」がツボでした。TAの方、お疲れ様です。
小ネタの感想ありがとう。TAの人には私も感謝です。毎回、感想の打ち込みもやってくれてます。
・先生のオススメのラーメン屋があれば教えてください。
渋谷で適当にラーメン屋にはいってます。渋谷だったら、どこも美味しいのでは。千里眼に一度いってみたいです。
・雑談で一番知ってよかったのは大気突入の時の熱は断熱圧縮という話です。
あれは確かに印象に残りますね。
・これまでの物理では式による記述と現実での意味を対応づけて考えることができていたが、エントロピー・エンタルピーになると意味が抽象的でハッキリしなくなる。直感に頼れない分、数式の操作をひとつひとつ丁寧に追っていかないとすぐに分からなくなるのが辛いところ。
エントロピーがきちんと直感的にわかるようになるのは、統計力学を学んでからということになると思 います。それまでは「不可逆断熱過程で増大する状態量」くらいの認識でよいかと思います。エンタルピーは全然ちがう量で、第10講でやったように 「内部エネルギー+重りの位置エネルギー」と考えると、そんなに難しくない量だと思います。エネルギーの一種ですよ。
・『星を継ぐもの』、偶然にもアドバンスド理科(生物)の市橋先生も勧めていて、やっぱり名作なんだと思いました。今度読もうと思います。『ゾウのじかんネズミのじかん』も市橋先生も勧められていました。偶然すぎてもはや絶句。
趣味が似てますね!
・先生は過程と変化を時たま使い分けているのですが、何か意味などはあるのでしょうか。
気分によって変えているだけで、違いはありません。統一できてなくてすいません・・・
・インセプションって街がひっくり返ってるやつですよね?気になってはいたんで見てみようと思います。
はい、そうですよ。面白いからオススメです!
・先生は最高ですなので点数をください。お願いします。以下先生が最高な10個の理由を挙げます。・笑顔が爽やか・声が通る・板書が見やすい、取りやす い、わかりやすい・生徒思いな一面がある・雰囲気からして優しい・テンションが適度に高い・Twitterでリプをくれる・面白い・生徒の眠れぬ夜まで気 遣ってくれる・覚えなくて良いと言ってくれる・優をくれまくるらしい
おい、最後はどうなるかわからんぞ!(笑)いろいろと褒めてくれてありがとう。私は授業を数分延長させてしまっただけで、結構へこんでしまう、ガラスのハートなので、ぜひ声援をお願いいたします!でも単位は試験の点数次第。素直に試験勉強頑張ってください。
・前回のレポートでTAさんが打ち込み作業に追われて悲鳴をあげているというお話でしたが。それに対して「レポートを電子がしてしまえばその作業をする必 要もないのに」という主張をしている人がいました。もっともだと思ったのですが、個人的には手書きレポートにも良いところがあると思っているので、難しい ところです。
他のひとも書いてるけど、短いレポートだと手書きが楽ですよ。全員電子化するのは、学部3年以降ならありかもしれないけど、大学初年度だと厳しいと思います。
・細かいですが熱量を表す文字がQではなくでqなのはなぜですか?熱量が状態量ではないからですか?
これは単に気分によって、qと書いたり、Qと書いたりしてるだけで、あんまり意味はないです。本当は統一したほうがいいのですが、ふと気がつくと大文字だったり、小文字だったり。来年は統一しよう、うん。
・面白い授業をありがとうございます。雑談も楽しく聞いています。
ありがとうございます。励みになります。
・いつも聞きがいのある授業をありがとうございます。(聞きがいのない授業ってやっぱりあるもんですね)
聞きがいのある授業が少ないのは問題ですよね。せっかく入学したての意欲ある学生が、すぐに意欲をなくしちゃうのは、本当にもったいない。なんとかしたいです。(私が学生の時よりはずっとましになってるとは思いますが。)
・いつも見やすい板書で本当に助かります。ありがとうございます。"The Big Bang Theory"面白いですよ(時間溶けますが、、、)
ドラマチェックします!
・『ゼロから学ぶ統計力学』について質問なんですが、アインシュタイン模型でどうしてN個の原子を互いに独立な質点として扱えるのですか?周りの原資に近 づきすぎた反発が復元力になって原子は単振動していると理解しているのですが、もしかして周りの原子の位置と無関係に釣り合いの位置や周期や振幅は決まる のでしょうか?
お買い上げありがとうございます〜(嬉)。質問の件ですが、それはアインシュタイン模型があくまで 近似だからですね。ご指摘の「隣の原子もひきずられて動く効果」というのは、デバイ模型と呼ばれる、より正確な模型できちんと取り扱われています。興味が あれば、「デバイ模型」で検索してみてください。
・雑談はファインマンの宇宙人との交信のオチが一番好きです。サッカーで止まれないとかも面白かったです。
よかったです。ファインマンも話がうまいよね。興味があれば、ファインマンのエッセーも読んでみてください。
・授業はわかりやすいです。授業後、他の人の質問を聞いていると結構理解が深まっていいですね。
私も質問タイムは勉強になります。自分の授業で抜けていたところを自覚したり、ロジックの甘さを痛感したりします。
・『ブレード・ランナー』は読んだことがありましたが、キップルの正体って結局なんだったのでしょうか?
私は詳しく知らないのですが、この辺に解説がありますね。
・おすすめ本を紹介してくださるのは私のような、何を読めばいいか分からない人間にとっては嬉しいです。他にも、物理系の教科書も熱力学に限らず教えていただけると尚嬉しいです。
おすすめ本はお節介と思われるかなぁとわずかに思っていたので、楽しみにしてくれている人がいるのはうれしいです。今後も、ほどほどにオススメいたします。
・説明が丁寧で良いです。
ありがとうございます。励みになります。
・生協食堂のお盆の広告の有村架純がカワイイ。有村架純(かすみ)が輝かす未(かすみ)来
うむ。(実は知らない。ごめんなさい。)
・統計力学を勉強してみたくなりました。おそらく暇になるであろう夏休みにでも「すごくいい教科書」を読んでみようと思います。
はい、すごくいい教科書、読んでください、笑。
・ほんのつい最近まで、「エンタルピー」は気取った奴がエントロピーのことをカッコつけて言っているのだと思っていました。
違います!
・ファインマンの鏡像異性体の話が一番好きです。早くファインマン物理学を読んで見たいのですが、いつになったら、つまり何を勉強すれば読めるようになるのでしょうか?
いまからでも読めますよ。ファインマン物理学は系統的によむ教科書じゃないと思っておいたほうがいいです。ときどき気が向いたら、興味がある章を読む。それだけでいろんなことが得られますよ。あそこには物理の「息吹」があります。
・復習時間が確保できずに泣いています。
ALESSかな?試験前によく復習してください。
・この週末でLaTexをなんとなく勉強してレポートを書きましたが、問題を解くよりも文章を入力するのに時間がかかって、手書きって結局色々楽なんだなぁとしみじみ思いました。
LaTeXの打ちはじめは書く速度は遅いと思いますが、なれるとだんだん早くなりますよ。でも1〜 2ページのレポートくらいだと、手書きでもいいような気がします。特に数式や図があると、手書きが楽ですね。ちなみに、Mac使いだったら、Pagesも おすすめ。TeXによる数式打ち込みが可能で、動作も軽快です。
・SFと呼べるか分かりませんが、星新一の作品が好きです。特に『処刑』の終わり方の綺麗さは一級だと思います。
星新一は私も高校のときよく読みました。でも古くなってしまった話も多くて、よくもわるくも、古典になりつつありますね。同じSFの風刺モノであれば、筒井康隆も好きです。
・第9講がわかりやすかった。
おお、具体的にいってくれるとありがたい。第8講まではエントロピーをいかにわかってもらうかの苦 闘です。第9講はまとめですが、そこにもまだ苦悩が残ってますよ。後半の微分形式の話は、私の中で完成された話で、なんの苦もなく授業ができます。ほん と、エントロピーを教えるのが一番むずかしい。
・余談まとめを出して欲しいくらい余談が面白い。
やっぱYoutuberやるべき?
・月曜日が楽しみです
こういう感想はうれしいです。どもども。
・エンタルピーとエントロピーは何が違うのですか?
第10講でやりましたね。ぜんぜん違う量ですよ!
・dS=dq/Tは準静的変化でしか使えないのに問題1でΔS=∫dq/Tとできるのはなぜですか?
ま ず授業では「dS=dq/Tは準静的「等温」変化でしか使えない」とはじめ言いましたが、これはウソで、一般の準静的過程で考えることができます。が、そ のときの意味は、「無数の熱源を用意し、PV上の経路を微小区間に分けて、そこで微小断熱変化と微小等温変化を繰り返す」というものですね。そうすると、 PV図上の任意の経路でエントロピー変化を計算することができます。授業ではじめに等温に話を限ったのは、上記のセッティングがあまりに複雑であるためですね。 第7講あたりのノートをみてみてください。
・『ブレードランナー』の原作は読んだことがありますが、あまり深いことは考えずに読んでいたのでもう一度読み返してみようと思いました。
P.K.ディックの小説はどれも面白いので、興味があればぜひ。(だいたい悪夢系ですが・・・)
・先生の好きなアニメが知りたいです。
そのときどきで話題になっているのを見る感じでしょうか。ガンダムシリーズ、銀英伝シリーズ、ジブリ物などの古典から、ポプテピピックなどのキワモノまで幅広くみています。最近で印象に残ったのは、けものフレンズ、ガール&パンツァーとかでしょうか。
・夏に電磁気をかじるのに丁度良い本があったら教えてください。
うーん、いっぱい本があるので、好みとも関連して、コレとはいえないです。私は個人的にはマックス ウェル方程式から始まる教科書がよいと思っていて、その視点からであれば小宮山進著「マクスウェル方程式から始める 電磁気学」でしょうか。あとはファインマン物理学の電磁気の巻もよいです。あとは前野昌弘さんの本とか、横山順一先生の本とか、長岡洋介先生の本とかで しょうか。個人的には去年私が授業したときの授業ノートが最強なんですが、、、いります?
・いつも授業を受けていて細やかな心遣いの「ちりつも」を感じとても熱力のある授業が心地よい場になっているなあと感じます。しかし、その心遣いのせいかはわかりませんが、先生が授業の合間や授業後に疲れているのを見かけます。心配りもほどほどにして長生きしてください。
お気遣いありがとうございます。駒場と柏の往復が遠いのが原因の一つかと。長生きするようにがんばります。
・エンタルピーHは基礎科学で出てきた記憶がありますが、今後の熱力学でも扱うのでしょうか?って聞こうとしたら、今日の講義(第10講)で説明されましたね。ありがとうございます。
はい。去年はあまり時間をかけて説明できませんでしたが、今年はうまく説明することができました。
・確かにSEGっぽい雰囲気があると思いながら授業を聞いています。楽しい感じなので好きです。
SEGにいたのですね。私は中学部で数学を長いこと教えていました。中学数学を教えるのは楽しかったです。
・面白かったのは、笑えるという意味なら「馬の耳に念仏」か「あれはヤギです」ですね。興味深いという意味であれば「左手を差し出してきたら反物質」という奴でしょうか
どもども。具体的にどれが面白いか書いてもらえると、ほんとに励みになります。
・エントロピーの大体の概念はわかりました。とてもわかりやすいです。
よかった。こういう感想をみると、少しホッとします。
・授業面白いです。
どもども。
・月曜は3限にALESSが控えている都合上切りたくなることが多々ありますが説明がわかりやすいのと話が面白いのと(クラスの女子に会いたい)ので来ています。
最後の理由は大事。
・「ギリギリ致命傷で済んだ」や「あれはヤギです」が好きです。
ありがとう。励みになります、、、って、両方共物理とあんまり関係ない(泣)
・久しくSF小説を読んでいませんでしたが、夏にまた読もうと思いました。
ぜひ読んでください。学生のころぐらいしか、たくさん読めないです。
・昨日オーストリアで行われたF1の方が君の名は。よりも面白いと思います。鈴鹿サーキット行きたいです。
おー、F1かぁ。実況みてて、セナが死んじゃったときは泣いたなぁ。一度見に行ってみたいです。
・先生はどういう風にUとVを見分けていますか(書き方)
尖らせるか、丸まらせるかを、しっかりかき分ける、くらいかなぁ。私の黒板の字は区別しやすいでしょうか?逆に心配です。
・この授業の板書を見返すと参考書みたいになってて感動しました。
ふっふっふ。私の特殊スキルが発動しているのです(?)。まじめにかくと、あとでノートを見返し て、ちゃんと復習できるように、板書の内容は必要十分となるように意識してやっています。口だけで喋る内容と、黒板に書く内容は、明確に分けるようにして います。ときどき、しどろもどろになってうまくいかないときもありますが orz
・田崎晴明著の『熱力学:現代的な視点から』を用いて自習しているのですが、テスト対策として何章まで勉強すれば良いでしょうか
第7章までやれば十分だと思います。あと、練習問題を配るので、それでも範囲を確認してみてください。
・(問題2に際して)dH=VdP+TdSと全微分公式を見比べるのに必要な条件はなんですか?この場合で言えばHの存在が保証されないと比較できないですよね。
U,P,Vが状態量であれば、H=U+PVの定義により、Hも状態量になりますよ。だから全微分公式との比較が可能です。
・一番記憶に新しいのは生物学者「これはヤギ」です。
ありがとう。あのオチは私のオリジナルです。結構受けてもらって、ありがたい。(まるで芸人みたい・・・)
・期末試験まであと1ヶ月弱とない。先生の授業も(多分)あと数回ですよね。今更なんですが「状態量は二つの変数できまる」というのはなぜそう言えるのでしょうか?
ああ、期末試験そろそろ作らないとなぁ。質問については、上述で同じ質問があったので、その回答を参照のこと。
・いつもわかりやすいです。「君の名は。」についてですが、岐阜県民としては一度見て欲しいです。
去年も岐阜県民に強くオススメされました、笑。いつかちゃんと見ないとなぁ。
・式の導き方はある程度理解できるのですが、その式がどういった目的で導かれたのか、もしくはどういった意味を持っているのかといったことがよくわからないです。毎回面白い授業ありがとうございます。
熱力学を実際にいろいろと応用してみないと、ピンと来ないかと思います。第11〜12講では応用例を示しますので、それをみて改めて考えてみてください。
・どうして東大一年の授業は物理ばかりで化学があまりないのでしょうか?
え、そうですか?私が学生のときは、一年で構造化学(量子化学?)とかあった気がする。化学反応はちゃんとやるのは、量子力学を少し知ったあとがいいと思うので、後回しになってるのかな?よくわかりません。。。
・雑談するよりも早く授業を終わらせてください。
いつも数分遅れてすいません。気をつけます。
・熱力学関係式について、(∂○/∂△)_☆=□と書く場合と□=(∂○/∂△)_☆と書く場合が板書でありましたが、順番の違いについて何か理由はありますか?
特に違いはないです。好み(見やすさ?)の問題だけですね。
・レポートを持ってくるのを忘れるという愚行を生まれて初めてやってしまいました。にゃーん。オンラインで動かせるソフトを持っていたので、奇跡的に図書 館のPCで拓けました。やったぜ。アカギは勿論読みました。今度は『闇麻にマミヤ』とかいうのを描き始めたようですが、福本先生はいつまで続ける気なので しょうか、、、
にゃーん。福本漫画ですが、面白ければなんでもウェルカムです。昔のトリックがちゃんとあるストーリーをかければいいけど、あれは毎回やるのはしんどいでしょうし。時々、すごく印象に残る話がかければ、いいと思っています。
・授業内容が少し難しいので、もう少し丁寧に解説して欲しい。
難易度調整は大変ですが、努力します。なるべく授業内で易しい部分もつくるようにしますね。
・僕はSFはニューロマンサーが好きです。
これは知らなかったです。チェックしてみます!
・なんで今までの状態量は全て二変数関数なのでしょう?三変数とかになったりしないですか?
考えている対象によりますね。授業では「単一種類の気体をピストン付きの容器に封入した場合」のみ を考えています。このときは気体のモル数(分子数)は固定されており、状態方程式(PV=nRT)に現れる状態料のうち、変化しうるのは圧力・体積・温度 のみです。もちろん対象を変えれば、変数は増えます。例えば、容器に穴が空いている場合には、外部と粒子のやり取りが可能であり、粒子数も変化することが 可能ですね。この場合は3変数になります。さらに多成分気体などのような系では、各成分の割合も状態量になります。
・エントロピーは必ず増加と講義で力説されていたのですが、「断熱」の時ですよね?こんがらがっちゃったんで、、、
はい、もちろん断熱過程のみですね。でも宇宙全体は断熱で考えていいだろうから(すごいあらっぽい けど)、この世界ではエントロピーは増加している、と簡単にいう場合も多いです(特に啓蒙書では)。でも、この世は熱平衡状態にはないので、その点は要注 意。やっぱり「断熱壁に覆われた始状態・終状態が熱平衡状態にある系(複数の系も可)でなりたつ定理」と限定的に考えるのが安全ですね。ちなみに非平衡状 態でエントロピーをどう考えるべきかは、まだちゃんとはわかってない問題です。
・エントロピーとエンタルピーが全く異なる量であることが分かって良かった。「基礎化学」という授業でかなりごちゃごちゃに扱われていてよくわからなかった。
ちゃんとわかってくれてよかったです。この2つは全然違う量ですよ!
・ここに載せたくないので自分の日記に(アンケートを)書きました
URLがわからないとみれない・・・
・S=S(T,V)で表すと情報の一部が失われるっていうのは何が原因なんですか?S=S(T,V)と置いたことそのもの、、、?
S=S(T,V)の関数が完全に与えられ、それ以外に物質の情報がわからないとき、状態方程式とエ ネルギーの式が再現できるかどうか、ということですね。再現できないんですよね。S(U,V)の関数として与えられると、完全な情報を含み、そこから状態 方程式とエネルギーの式がすべてわかります。
・「数学との関連」や「直感的なイメージを使った説明」など、他の講義では教えてもらえない、でも重要な部分である物理の「周辺」を示してくれるのが非常 にためになります。レポート問題でさりげなく導入してから熱力学関数の授業をやったりと、授業の流れも美しいとしか言いようがありません。1つ詳しくやっ て欲しいところが、熱力学第二法則を用いてカルノーサイクルに関して色々と証明するところです。可逆サイクルはカルノーサイクルだけなのか?それでは冷蔵 庫やクーラーなどの冷却系の家電は全てカルノー逆回しなのか?など様々な疑問が湧いてきます。以上よろしくお願いします。
大変にお褒めいただき、なんだか恥ずかしいです。可逆サイクルですが、2つの温度の熱源のみを使う 可逆サイクルはカルノーサイクルのみですね。ほかのサイクルは、必ず不可逆な過程を含むことになります。冷蔵庫やクーラーの実際の仕組みは複雑で、説明す るにはちょっと時間がかかるため授業で触れるのは難しいです。(いつか補充プリントは作りたいです。)一言コメントすれば、冷却系の家電は不可逆過程を必 ず含みますね。カルノーサイクルは効率はいいのですが、熱を汲み出す速度がとても遅いので、実用にはなりません。
・関数電卓はグラフ関数電卓Ti84でもいいですか?
なんでもいいですよ。(ネット機能はついてたら駄目ですが。)なお、授業では「関数電卓は買ってお けば、これからいろいろと便利だよ」と言いましたが、パソコンがあるのであれば、Pythonが非常に便利です。インタラクティブモードで動作させると、 ほとんど関数電卓のように扱えます。
・毎回、前回やったことの復習をするのがすごく助かります。復習があるおかげで、新しいものを勉強しやすくなっています。
復習は少ししないと、忘れちゃいますからね。
・Inceptionを観てみました。本当に感動して最高に面白い映画だと思いました。ありがとうございます。
よかったです。最後のオチ、いいよね!