大学院(理学系研究科)での授業
(2008年12月3日初更新、随時更新予定)
2008年度 物性物理学IB(シラバス)
夏学期の物性物理学IAの内容を踏まえ、量子物性における多体問題の基礎、特に相互作用と多体相関の効果について講義する。主なトピックスは、フェルミ流体理論、超伝導のBardeen-Cooper-Schrieffer(BCS)理論、量子磁性である。余裕があれば、量子摩擦、1次元量子多体系などの問題にも触れる。
成績評価は「レポート」で行う
2008年度 物性物理学IA(講義題目と成績の付け方)
- 第一講 原子・分子
- 第二講 バンド計算
- 第三講 フェルミ液体1(ランダウ現象論)
- 第四講 フェルミ液体2(場の理論の初歩)
- 第五講 フェルミ液体3(場の理論からみたフェルミ液体)
- 第六講 超伝導1(BCS理論の導入)
- 第七講 超伝導2(応答関数の計算)
- 第八講 超伝導3(GLの導出と応用)
- 第九講 閑話休題1(超伝導量子ビット)
- 第十講 磁性1(以下3回にわたり、近藤効果を中心として講義をする予定)
- 第十一講 磁性2
- 第十二講 磁性3
- 第十三講 閑話休題2(題目未定)
- 以降未定
授業最終日にレポート提出。授業中に出したレポート問題(各回に一題程度)から2題以上選んで回答。
2008年度 物性物理学IA(講義資料)
講義中につかったプレゼンファイルをPDFにして公開しています。が、著作権の関係でパスワードをかけました。パスワードは授業中にいいます。