レポートNo.1に寄せられた疑問・感想
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赤い部分は、講義者(加藤)によるコメントです。
今年は例年になく、たくさんかいてくれました。うれしいのですが、打ち込むのが大変です、、、笑
- 物理が結構苦手なので、少し心配でしたが、第一回目の授業は理解できたつもりなので、ちょっと安心しています。一生懸命がんばるので、半年間よろしくお願いします。
頑張ってついてきてくださいね。 - 気体分子の運動を確率(統計)で記述するということに対しては、はっきりとした形が見えないし、確率自体は苦手なので、この講義はがんばってついていきたいと思う。
原子や分子は見えませんから仕方ないです。そこに確率をうまくつかって、物質の性質を調べるのが統計力学です。
- 野暮ったいことを書いて印象を挙げようと凡脳を働かせるのに疲れたので、あえて野暮なことを書こうと思いました。先生、オーランドブルームに似てるっていわれません?(竹中平蔵?)
オーランドブルームって誰???
エントロピーの「エ」の字もださずに統計力学をやりたい!たぶん無理ですね。
無理です(断言、笑)
余談をする時間が無くなった、と頻繁におっしゃられますが、余談て時間が余ったときにやるものではないのですか?
私の授業では余談も大切な授業の一部なんですよ。
HPのURLがわかりません。
ここです。といってもわからんね、、、、
- 応用数学Aに内容が今のところは似ていて難しそうな印象を受けました。統計力学演習の授業を生かして、頑張りたいです。
演習の方が先行しちゃうんですよ、、、しばらく我慢してください。
- 一見すると抽象的でわかりにくい内容を、スペースシャトルや宝くじなどの例を用いて語ってくださったので、授業にひきこまれました。また、最後の余談も大変興味ふかくためになるものであったと思います。
- 疑問:分散(分布の幅)を調べることに意味があるのですか?
統計力学では分布の幅を調べることがとても重要です。今日の第2講でもやりましたが、統計力学ではしばしば分布の幅がせまくなり、ほぼ期待値の値をとっているとみなしてもいいことになるのです。この性質をこれからめいっぱい使います。
感想:今のところはよく分かります。
- 現在の飛行機の落ちる確率は何%以下だとか言うのをテレビ等で聞いても「そうなんだ、、、」と普通に思っていた。ただちょっと考えたら先生がいったように多くの試行をしたわけではないのだから実はあまりあてにならない、というのはなるほどと思った.確率という言葉にはなぜか自分を納得させる力があったんだということに気が付いた。自分が確率に振り回されるのではなく、しっかりと自分が確率を扱えるようになりたい。
確率って、よく人をだますのに使われるんですよね。言い方わるいかもしれませんが、実際そういうこと多いんです。確率というものを疑って、ちゃんと取り扱うことって、大切なんですよね。
- 統計力学は少し難しそうですけど、とてもおもしろそうなので、講義をしっかり聴いて、理解していきたいです。
- 中学の頃から「確率」の範囲はとても苦手としていたが、頑張って授業の内容を理解していきたい。授業中の板書が丁寧でよみやすく、説明も理解しやすかった。
- エルゴート仮説は近似のようなものだと思うが、実際どの程度現実に近いのか。どのような場合に現実と大きく異なるのか興味がある。
粒子が数個しかない簡単な問題の時には、エルゴート仮説の検証が行えます。エルゴート仮説が成り立たないモデルもあります。でも統計力学で問題になるのは、粒子数が十分大きいときの場合で、それはまったく未解決のままの難問です(私のしる限りにおいて)。
- 高校の時、分散は少しだけ勉強したけど、あまり覚えていない。もう一度ちゃんと勉強して理解を深めたいと思う。
- 確率の話は得意ではありませんが、頑張りたいです。存在が確率というのは、面白いような不思議な感じです。
- 確率変数とか、期待値とか、苦手なので先がおもいやられます。
- 確率分布といえば、応用数学Aを思い出されるが、あの科目にはいい思い出がありません。あの科目は何か、よくわからず終わりました。次こそ、確率分布はマスターできるように頑張ってみようか。
統計の授業じゃないので、そんなに詳しく確率分布はやらないです。でも考え方はよく使うので、統計になれることはできるかもしれないですね。
- 「統計」力学なので、初めは情報かと。でも応用物理なのでシラバスを読んだり講義をするまで、どんなことをするのだろうかと思っていました。一回目の講義では力学だったり、確率、期待値、分散だったり、いろいろ使うんだなと思いました。
- 講義自体はステップを考えて話をしているような印象を受け、わかりやすいと思いました。ノートをうまくまとめられるような書き方をされているとも思いました。シラバスには「統計力学演習」をあわせて受講するのが望ましいと書いてありましたが、私は電気工学科で別の講義を受講しなければならず、「統計力学演習を受講することができません。「統計力学演習」を受講しなければ、「統計力学」の方の試験は不利になるのでしょうか。教えてください。
演習を受けて無くても、理解できるように配慮します。試験も同様です。安心してください。
- まだ授業を一回しか受けていないので、統計力学の授業を有意義に過ごせるかどうかわからないが、とりあえず最初の授業で興味がもててよかったと思います。統計力学はさまざまな分野で必要になることがあると思うので、身につけていきたいです。
- ノートが見やすいです。
- 講義中にいろいろな余談をいれてくれるので、講義が受けやすかった。
- なし
- しっかり勉強して知識を増やしていきたいです。
それが身につくようにしてくださいね。
- 応数Aの正規分布が全く理解できなかったので、今度こそがんばりたいと思います。
- すべての原子の初期条件が分かれば、すべての未来が予測できる上に未来は一通りにきまっているという雑談が非常に興味深かったです。そう考えると日常生活のすべてが不思議に思えてきました。しかし、まったく詳しいことは分からないのですが、量子力学にでてくる不確定性原理の影響に関係なく、未来は一通りなのでしょうか。
量子力学の授業じゃないので、その疑問に詳しく答えるのは難しいのですが、量子力学だとだいぶ事情が異なってきます。というのも、量子力学では、観測する、という行為に必然的に「確率」がからんできてしまうからです。量子力学だと、確率がどうなるかは、すべてわかるのですが、では実際にどうなるか、まではわからないんですよ。そういう意味で、量子力学では観測を通して未来は複数ありえますね。
- 応用数学の確率も基礎物3の熱力学やエントロピーもやってないので心配です。
確率の方は心配無用ですが、熱力学は知らないといけないですね。途中でちょっと使います。途中ででてきたときには、「そーいうもんなんだ」と思うしかないですね。自分で勉強もしてみてください。
- 前期で熱力学の講義を受けたのですが、あいまいにしかわからずじまいだったので、今期この講義で極めようと決心していたのですが、やはりその教科への理解や興味は教官の方の指導に大きく影響されることから、決心がゆるがないか一抹の不安がありました。しかし今日の先生の講義を受講させていただくと、前期にはあまりなかった気体の運動に対する理にかなった一本筋のアプローチが非常にわかりやすく、また質問もあることから気の抜けない有意義なものでした。まだ第一回目の授業ではありますが、この調子ならば統計力学が修められる気がいたします。質問は特にありません。次回もご教授のほうをよろしくお願いいたします。
丁寧にどうもです。そんなに堅くなんなくてもいいような気がしますが、とにかく興味を引いてもらえるのはうれしいです。統計力学の面白さが伝わるといいなと思っています。
- とてもわかりやすい説明でありがたいです。
- わかりやすい授業なので、これからも真面目に出席していきたいです。
- 他の専門授業と違って、授業中に当てられるので、緊張感があって良いと思う。あと板書が多く、分かり易い。
緊張感あるといいでしょ?学生とコミュニケーションがあると、いい点がいろいろあると思って、去年からやってます。
- 休み明けの月曜日ですけれども、確率は苦手ですけれども、がんばらさせていただきます。10月20日の授業も面白いです。
頑張ってください。あと今日の授業もよかったんですね?ちょっと反応が鈍くて、どーかなーと思っていたのですが。
- 授業中にあててくるなんて、大学の授業にしては珍しいなと思いました。空気になるように努力します。わかんないですから、、、。疑問:今思いつくことはないです。おいおい出てくると思います。多分、、、。授業内容が難しすぎて、疑問に思うことさえできないという状況になっていなければの話ですが、、、
頑張りましょう。手におえるはずですよ。
- 明るくはっきりしていて、分かり易い授業だと思います。余談みたいなものもおもしろかったです。
これからも余談は仕込んでいこう、、、
- こんなことなら応用数学Aをまじめにやっておくべきだった。難しすぎる。
高校数学でもやったことですよ。ノートを復習して勉強してみてください。
- 中学生のときにクラブのみんなでさいころを転がして、それぞれの出る目の確立が1/6になることを確かめた。確率って不思議だなと思った。ロケットの落ちる確率が学者がきめているというのは驚いた。
私も昔中学生相手に、さいころを転がさせる実験をやったことがありますよ。それで、気に入った人にはさいころあげました。懐かしい思い出です。
- 第一回の講義は受けていないので、第二講の感想を述べさせてもらいますと、統計力学とは講義名だけではどういう講義かわからなかったのですが、数字をマクロで見るものだと思います。先生は笑顔で講義してくださっているので、とてもいいことだしうれしいです。
個人的なことですが、人に教えているときが一番楽しいんですよ。「数字をマクロで見る」っていう印象はちょっと言葉たらずだけど、わかる。物質を大まかに捉える方法、なんですね。
- まだ一回しかやっていないので、なんともいえませんが、先生の話はわかりやすそうです。
- 統計力学は結構おもしろいと思いました。先生の教え方も分かりやすくていいと思います。
- 難しそうにみえた。ていねいな講義お願いします。
- 図などを使ってわかりやすい講義だと思う。
- 確率とはあいまいなものだなぁ、と思った。
- ノートがきれいでわかりやすい。
- 標準偏差という言葉をよく聞くけれども、その意味がわかりました。前に統計を習ったときはよく分からなかったことが分かってくるような気がします。
- とてもわかりやすいと思いました。一つ一つ説明してくださるので、どこをやっているやらわからないということになりません。また、たまに脱線するので、飽きることなく聞いていられます。
- 期待値や分散は習っていましたが、説明がわかりやすく面白いです。余談での話も楽しかったので、またたまにしてほしいです。
余談は言われなくても、仕込んでいきますんで、笑
- 今回の講義の内容は確率、期待値、分散と高校で習った範囲と重複していたので、理解できたが、どんどん難しくなっていきそうなので、頑張ろうと思う。宝くじは買おうと思います。
- 限りなく多く存在する原子や分子を一つ一つ考えるのはとても大変な作業であるから、統計(確率)を使うということはすごいと思う。身近な例を先生が挙げたときに、コインの話があった。それも何万回という回数を重ねて確率がやっと一つに収束してくるというものだった。少しの例で、不確かなものを、統計的に広く見ることによって、求めたいものを考えるというやり方は、なるほど、と思わされた。何万回も試行を行っても、一つの値にならないのはなぜだろうかと考えてみると、いろんな条件、例えばその試行を行う人のくせ、また空気の流れなど、いろいろなことが影響するということだろうと思った。しかし、統計というものは難しそうだなぁと思った。
統計=確率は、よく考えると難しいものですよね。コイン投げ一つとっても、確率って本当になんだろうか、と考え出すときりがないです。でも確率は有効な道具です。割り切ってどんどん使っていきましょう。
- 初めて先生の授業を受けてみて思ったことは、黒板がすごい見やすい、意味がわかりやすい、ってことです。あと余談がおもしろい、、、!他の授業ではなんとなく習ったけど理解してなかったところが(今回は分散)すごいよく分かりました。黒板は先生の字がわかりやすいし、後で読み返しても、意味がわかるのでうれしいです。他の先生の大多数は単語だけだったり、ほんとわかりにくいので、、、
板書能力って、授業するとき大切だ、と僕は思ってます。板書能力って、ちょっと気をつければ、すぐに改善すると思うんですよ。大学の先生は、授業法に関して、もうすこしだけ配慮してもいいと思うんですよね。でも大学の先生は、今のところ研究で評価される職なので、授業法に気を向けてる余裕がない、というのが実情かな。(言い訳のような気もするけど、、、。)
- 図が多めでわかりやすい。
- 真面目に書いて、好印象にいこう、などと野暮なことを考えてしまったので、あえて野暮ったい文章をつづりたいと思う所存です。
どんなこと書いても、成績とは無関係なんですよ。安心してください、皆様。
先生、オーランドブルームに似てるって、いわれませんか。いわれませんよね。(以下自粛)
おーらんどぶるーむって、いったい誰ーーーーーー???
古典力学で言うエネルギー等分配則の仮定って、量子力学では通用しないらしいのですが、それはつまり古典論と現代物理学では速度分布の形や偏差が異なるという意味なのでしょうか。
そのとおりです。古典力学と量子力学で結果が異なってきます。
先生のサイトのURLがわかりません。教えていただければ幸いです。ちなみに私は「のりだー」とか「さんま」とかににてるらしいです。(単に福耳と出っ歯なだけなきもするが)
URLはここです。私のところの学生に、阪神のセットアッパーの「安藤」に似ている学生がいます。しぶいでしょ?
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