2001年度 統計力学(第2年次)

統計力学のページに戻る


これまでの講義および今後の講義内容の予定

参考文献

長岡洋介著 「統計力学」 (岩波書店) 
要領よくまとめられているテキストです。授業ではこれをベースにします。
戸田盛和著 「熱・統計力学」 (岩波書店・物理入門コース)
長岡の教科書とは違う視点に立っています。非常にやさしく丁寧に書かれた教科書です。
久保亮五編 「大学演習 熱・統計力学」
本格的な演習書。2年の段階では難しいと思いますが、大学院進学を考えているひとは、いずれこの程度の演習が必要になるので、今のうちにもっているといいかもしれません。

レポート問題(2001年度後期分)

成績は基本的に期末試験によって評価します。ただしレポート提出状況を評価点としてつけ、試験で成績が悪かった場合に評価に加味します。基本的に次回の講義までの提出としますが、その後でも受け取り、評価点をつけます。ただしその場合、次週までに提出した場合に比べ、評価点は小さくなります。
以下で授業で配ったレポート問題をダウンロードできます。PDF形式のファイルはAcrobat Reader(無料で手に入ります)を利用して出力してください。なお、現在のところPDFファイルに一部文字化けがあり、解消できていません。(支障はないと思います。)

受講生に向けてのメッセージ

皆さん、本当にまじめに授業をうけてくれて、ありがとう。レポートも頑張って提出してくれたし、テストはまだやっていないけど、きっとよくできるだろうと思います。よく頑張りました。

でも、授業では、皆さんに、僕と一緒に、ある定められたレールの上をいっしょにたどったようなものです。このレールは、理解への非常に早道であると、僕は信じています。けれども、それは両刃の剣です。最短経路を通ってきたので、皆さんが自分自身で考えて道を切りひらいてきたからではないのです。それを、はっきり覚えていてほしいのです。

皆さんは、きっと卒業研究を通して、自分で道を切り開く経験をするでしょう。会社に入れば、道を切り開くのももっと大変になります。そのときに、人に、最短経路を教えてもらうことはできないです。自分であがくしかないんです。

僕は、僕なりにあがいてあがいて、道を歩んできました。皆さんも、あがいてくださいね。


統計力学のページに戻る